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かつて、数多くの家のない、見捨て られた動物たちの中に、「不要」と レッテルを貼られた、ウィリーの姿も
ありました。体が麻痺し、声帯が切断 された状態でダンボール箱に捨てら れていたこの小さなチワワは、動物 病院で誰かが迎えに来てくれるのを 待っていました。
ウィリーのそんな悲惨な状況に心を 痛めた、デボラ・ターナーは、今まで も助けて来た、たくさんのペットたち であふれる自宅に連れ帰りました。 |
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彼女は、ウィリーが動き回れるようにするために、
さまざまなコミカルな方法をためし、やがて K-9カート(動物専用の車椅子)を手に入れました。 |
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デボラ・ターナーと、彼女の友人によって書かれた児童書、 “How Willy Got His Wheels”(「ウイリーが車を手に入れるまで」)
は、新しく見つけた自由によって花開いた彼を記録したものを絵本化 したものです。日本でも今年中に和訳された絵本が発売されます。 K-9カートはデボラとウィリーの生活を一変させました。
動き回れるようになったことで、ウィリーはとても大きなエネルギーと 喜びを与えられました。 |
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デボラとウィリーは一緒に病院、学校、療養所などを訪問し、
必要としている人たちに元気と希望を与えています。
ウイーリー・ウィリーはテレビ番組にも多数出演し、全米の新聞や
雑誌に取り上げられました。
脊髄にけがをした若者たちを率いて、ロスアンジェルス・マラソンにも
参加したほどです。
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ウィリーの喜びにあふれた、
「やればできる」という生き生きとした姿勢は、子供にも大人にも
素晴らしい模範となっています。 |
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ウィリーが、2009年12月22日に永い眠りにつきました。
2010年1月19日(アメリカ現地時間/12時PM)にウィリーの功績を
たたえて、アメリカ・ロングビーチ市が主催して
メモリアル・サービスを執り行います。
【場所】The Memorial Garden At Long Beach Animal Care Services
【時間】12:00〜14:00 |
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